供託金の払い渡し
今日は、供託金の払い渡し手続きをしてきました。
供託金とは、紛争が生じてお金を支払う支払先が
分からなくなってしまっているケースなどで
法務局に納めるお金のことをいいます。
供託金を納める先は法務局なのですが
返してもらう窓口は日本銀行の支店。
ということで、はじめて日本銀行名古屋支店へ。
私以外にお客さんは一人もいませんでしたが
窓口の奥にはたくさんの職員さんが働いています。
中にはエプロンをした一見アルバイト風の女性もいます。
驚いたのは、たくさんある防犯カメラのすべてが、
来客用の窓口側でなく、職員側を向いていること。
強盗対策よりも行内の横領対策のほうが重視されているよう。
「なんだか不思議な職場だなぁ・・・」と考えていたら
窓口から声がかかり、お金を渡されました。
出てきたお金はすべて新札で、硬貨もピカピカです。
「ピカピカですね~。」とつぶやいたところ、
窓口の方は「初めて世の中に出るお金ですから。」とのこと。
毎日目にしているはずの硬貨のきらめきに
はじめて気づき、なんだか感心してしまいました。
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